性病のクラジミア子供に多い紫斑病性腎炎

性病としてよく知られているのが、クラジミアです。クラジミアは、クラミジア・トラコマチスという名の細菌が原因です。性行為を行うことで、感染を拡大していきます。性器だけではなく、オーラルセックスが原因で、口の中に発症する例も今では珍しくありません。
クラジミアは男女に関係なく感染しますが、特に若い女性の間で広がりを見せています。子宮頸管炎や卵管炎、卵管周囲炎といった体内の炎症を起こすのが、この性病の特徴です。男性の場合だと、尿道炎や精巣上体炎を起こすようになります。
これらの症状は感染後に直ちにあらわれるのではなく、1週間から2週間が経過した後に、徐々にあらわれるようになります。
男性だと排尿するときに軽い痛みを感じられます。女性は主におりものに血液が混じったり、下腹部痛などがあらわれます。
比較的感染しやすいクラジミアは、男女ともに感染しても症状があまり出ない例も多くあります。性病を防ぐにはコンドームを用いたり、きちんと恋人や配偶者とともに検査を受けるなどの対策が有効です。
原因がはっきりしない病気として、紫斑病性腎炎というものがあります。アレルギー性紫斑病と共にあらわれるのが特徴です。紫斑病性腎炎の原因として現在のところ考えられているのが、免疫学的機序における全身に及ぶ血管の炎症で、それに関連して腎炎を引き起こすとされています。
紫斑病性腎炎にかかりやすいのは、子供です。幼児期から小学生の間に発症する例がよくあります。手足に紫斑があらわれたり、腹痛や関節痛などの痛みを伴います。尿に多少の異常が見られる他に、目立った症状がありませんが、まれに肉眼的血尿や、ネフローゼ症候群という病気になることがあります。